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「……高杉先輩も?」
「そうなんだよ。機嫌悪そーだったから何かあったのか聞いたら無視された。あいつ一回死ねばいいと思う」
「は、ははははは」
「……何だ、喧嘩でもしたのか?」
「え?いや、違いますよ」
「……まあ、お前らの問題だし、第三者が口を挟むもんじゃねぇが……喧嘩ならさっさと仲直りしろよ」
だから違いますってば、と口を開く前に、土方先輩はじゃ、俺は部活だから。と立ち去ってしまう。
爽やかな後ろ姿。まじイケメン。
じゃなくて!
これ絶対喧嘩したと思われてんじゃん。
別に喧嘩してないのに。
ただ……高杉先輩のおふざけを私が上手く消化しきれてないだけで。
だってあれだよ。私知らなかったけど高杉先輩は何人もの女子と関係持ってたらしいし。
その子たちのことですら遊びと思ってるか怪しいくらいなんだから、キスくらいおふざけでしょ。
……頭ではわかってるんだけどなぁ。
なんで消化しきれないんだ?
別に理解してるんだから、あとは納得するだけ。
簡単じゃァないか。
「……帰ろ」
休憩室の装飾はもうほぼ終わってるし。
お化け屋敷のことは知らんし。
……最近はずっと。
先輩達と帰ってたからなぁ。
なんか、一人で帰るの、久しぶりすぎて悲しいわ。
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黒川紫光(プロフ) - キュンキュンしてます!これからも頑張って!続き楽しみにしてます! (2019年12月26日 2時) (レス) id: de2b78e93f (このIDを非表示/違反報告)
沖田レイア(プロフ) - 七重さん» ありがとうございます!励みになります……これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年12月18日 18時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
七重 - とってもこの作品面白いです!作品作り頑張ってください! (2019年12月18日 16時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田レイア | 作成日時:2019年12月11日 20時