【銀魂】ラブコメとは言わせない【高杉晋助】

☆ ページ33

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「……まぁ、ざっとこんなもんだろう」

「金持ち死ね、くらいしか感想が浮かんで来ませんね」

「金持ち嫌いすぎだろ、お前」


ソファーに座って、先輩の入れてくれたお茶を飲む。
いい日本茶だ。
やっぱり味が違う。

先輩は一限目サボるそうだし、私も体育だからサボっちゃおうかな。
運動は嫌い。
疲れるし、汗かくし。

あと、体育着家に忘れた。
や、忘れたって言うか、昨日はお泊まりだったから持ってこれなかったんだよねぇ。


「お前も授業サボることあんだな」

「体育と美術はサボりますね。その分数学やってます」

「熱心何だか、不真面目なんだか……」


だって、意味無くない？
確かに保健は大事かもしれない。
怪我したり倒れたりした時の対処法とかね。

でも、体育は運動するだけじゃん？
健康的体を作るために〜とか言うけど、こっちは登下校にかなーりの体力を使ってんだよ。
校長椅子にふんぞり返るお前の方が健康に気をつけろって感じ。

美術もさぁ、絵描くだけじゃん。
まず芸術とかわかんないし。

その一時間何問の問題が解けると思ってんの。
時間の無駄すぎるでしょう。


「だから出ません。ま、教師には嫌われますけど」

「違いねぇ」

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