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か、神様ぁ…?

こ、こんな可愛らしい人が…?

見えない……。

? 「あっ!今僕のこと神様に見えないって思ったでしょー?

僕の名前は相川真冬命(あいかわまふゆのみこと)!聞いたことあるっ?」

コテッと首をかしげて私に言う神様(仮)

み、見えねぇぇ……。

ま 「ほら!うらたさんも挨拶して!」

う 「あー?俺は別にいいだろ」

ま 「しなくちゃダメですっ!」

う 「あー、キーキーキーキーうるせぇな…。俺の名前は浦田渉命(うらたわたるのみこと)

…これでいいだろ」

『えっ!』

私はずいっと浦田渉命様に近づいた。

『浦田渉命様…!?』

ま 「え。うらたさん、どういうことですか…?」

まさか!さっきの力は…!

『浦田渉命様のお力…!ああああこんなところで自然の神様、

浦田渉命様に出会えるなんて…!』

ま 「え"っ、うらたさん、そんなすごいひとだったんですか…!?」

う 「しっつれいなやつだな、俺のことなんだと思ってたんだよ」

ま 「てっきり治癒の神様で小さい傷しか治せないくらいだと…!」

う 「てめぇいっぺん死んでこいやオラァ!」

浦田渉命様が相川真冬命様の胸ぐらをつかむ。

そして、何もなかった空間から樹々が生え始めた。

ま 「ちょっ、死ぬ死ぬ…!」

その樹々たちは相川真冬命様の体に巻き付いて離れない。

ま 「ちょっと待ってくださいこれ本当に首締まってるって…!死ぬぅ…!」

『浦田渉命様、流石に…』

私が自然の神様に指図するのはすごいいけない事だろうけど、首締まってるのは

まずいからね。

う 「…仕方ねぇな」

シュルシュルと樹々が離れていく。

ま 「あ"ぁ〜…死ぬかと思ったぁ…」

ていうかあんな高さから離したら死ぬんじゃ…!?

ま 「ちょっとからかっただけじゃないですかぁ…もぅ…」

とか思ったけどふわっと降りてきて安心した。

『…はっ!ていうか本当に神様だったんですね!』

ま 「信じてなかったの!?」

う 「で、話戻るけど、この子供、誰?」

あ、そうだった、私、神様の生贄に…。

ま 「なんか気づいたらここで倒れてたんですよね〜。そういえば君、名前は?」

『あっ、えっと、A…です』

ま 「Aちゃんね!で、どうやってこの世界に来たの?」

う 「ここは一応だけど神の世界だ。普通の人間が入れる場所じゃない」

『えっと…私、神様の生贄としてきたんです』

場が、シーンと静まる。

え、なに、この空気。

ま 「……はぁ!?」

陸→←肆



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設定タグ:歌い手 , , 生贄   
作品ジャンル:恋愛
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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年8月19日 21時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ぎょーざ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!! (2019年5月16日 9時) (レス) id: cbb2a38640 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 露都さん» なるほどその手があったか← (2019年1月13日 19時) (レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)
露都 - 高ければくぐれば良いんですよ!← (2019年1月9日 17時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 露都さん» 優しめでお願いしますwww (2019年1月6日 21時) (レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:織姫 | 作成日時:2018年12月10日 1時

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