<文スト>愛されなくて何が悪い<双黒>

7話 ページ8

「だ...太宰...幹部...？それはどういう...」

「其のままの意味だけど？」

「あの...其れは私では無く私の異能力がですよね！」

太宰幹部が私を好きになる筈がない

こんな自分は認められなくて異能力だけが認められる私が...

「私は...」

「異能力だといってください！！」

「...」

「私なんてただ人を癒すことしか出来ないのに！でもこの異能力だってただ傷を癒すだけではない！！」

「それ...どういうこと..？」

っ...！しまった...言ったら嫌われてしまう...！

「い...言いたくありません..」

「私的には言って欲しいなぁ...もしかして、森さんも知らない話だったりして」

「っ...」

「図星か...じゃあ私が当てて上げよう。
君の異能力は過去に制御仕切れず、傷を癒す事が出来なくなり多数の死人を出した...」

辞めて...

「多分其処からかな？森さんや部下の人達に愛されなくなったのは」

思い出させないでよっ...

「何が悪いって言うんですか！？私は死人をだしたくて出したわけではないんです！！
異能力を使うのに恐怖があったから何ですよ！！なのになんで私がこんな扱いっ...」

「やっと言ってくれた。君の本音」

あ...

「良いんだよ、私の前では”本当の君”を出して」

「う...あぁ...あぁぁああ...！！！」

太宰幹部は私が泣き止むまで側に居てくれた

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