<文スト>愛されなくて何が悪い<双黒>

20話〜過去篇〜 ページ22

〜ポートマフィア〜森side

「その子は...？」

「私の娘ですわ。是非此処に雇って貰いたくて...」

成る程...だが少女を見る限りそうでは無さそうだ

「君...名前は？」

「...？」

「A？挨拶もろくに出来ないの？」

「...柊...Aです...」

A...聞いたことがある。

確か大量殺人の...

「良いだろう。その子はここで育てよう
金なら部下に持たせてある。いくといい」

「有難う御座います！！」

まぁ...其ほど無いがね...

其よりも...

「さてと...君...意異能力は？」

「治癒能力です...」

「では、君は医療班にいきたまえ。案内しよう」

少女に手を差し出した だが少女は手を掴まない

怯えているのだ

かなり酷い事をされたみたいだね...可哀想に...

感情を教えなければ...

だが...

「行かないの...？一つ言っておくね...私は貴方の言うことは聞くけど...
私のための言うことは聞かない」

少女の傷は深いみたいだ

この傷を癒すときはいつくるのか...

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分かりにくくなった方へお伝えします

森さんははじめの頃感情を持ってはいけない、なんていってましたが

あれは愛故にです

幼いころのAちゃんに出来た傷を癒すのは自分だと思っているのです

それと別に他の人にAちゃんの笑顔とか見られたくないからですね

独占欲が強い森さんだと思って下さい

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