ほんのちょっとイケメンな俺が

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｢…別に聞かないけどさ｣

｢…そうしてくれると嬉しいな｣

｢まぁ、ちょっと妬くよね｣

｢瑠衣には…まぁ、関係ないよ｣

｢……関係なくしたいなぁ…｣

｢…｣

｢そ、そらるさんもAも何してるんですか…？｣


ちょっとピリッとした空気に耐えかねたのか真冬が焦った顔で俺たちに聞いてくる


｢あ、ごめんね？真冬｣


できる限りの笑顔で真冬の方を向くと…


｢えっ！？首…赤いの…え？そらるさん…？｣

｢俺だけど、俺じゃないよ。元から赤いのはあったし｣

｢A彼女いるの？｣

｢いないよ〜｣

｢……彼氏は？｣

｢いるわけない｣

｢んむむ…｣


じゃあなんで？とかやっぱりそらるさんが…とかブツブツ言って顔を顰める真冬

可愛いなぁ…えっ、可愛いと思ってしまった！？
とか俺もブツブ言ってると


｢ねぇーまーだー？｣


瑠衣が真冬の方を見てた俺の頬を掴んで自分の方に向けた


｢俺のお願い終わってないんだけど｣

｢あっごめん｣

｢ゆっくりでいいって言ったけど流石になぁ｣

｢ごめんって謝ってるじゃんっ｣

｢拗ねた顔も可愛いね？｣

｢キャラ崩壊してるけど大丈夫かい｣

｢んーこれからはこういう路線でいこうかな｣

｢…メタ｣

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