ほんのちょっとイケメンな俺が

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｢なんか、西条君小動物みたいじゃん｣

｢気持ちはわかりますけど！！｣

｢わかるんだ…｣

｢なんでAも抵抗しないの！？｣

｢してるんだけど力強くて…｣

｢えっこれで抵抗してるの？嘘？男？｣

｢正真正銘生まれた時から男だよ……ふんっ｣

｢なんか、小学生に抵抗されてる気分｣

｢えっかわいい！…じゃなくて！そらるさん離して！｣


耳元で真冬が叫ぶから耳がキーンってしてきた
こうなるの苦手なんだよな、、


｢真冬、うるさ…い｣

まふ｢ああああごめんんん｣


謝る声も大きいよ…


｢あのさぁ｣


少しだけ不機嫌な染谷君が口を開く


｢なんですかそらるさん｣

｢なんでまふだけ呼び捨てなの？｣

｢それは、｢僕達はそういう関係だからですよっ！｣ まふ、｣


｢俺も呼び捨てがいい｣


｢えっ｣

｢やなの？｣


元々きつかった腕が少し締め付けられる


｢なんか、染谷君は呼び捨てにしにくいっていうか｣

｢なにそれ｣


いつも無表情な染谷君が少しむすっとした顔になったと思えばまた腕に力を入れてきた


｢苦しい…っ｣

｢呼び捨てにするまで離さないから｣

｢そんな、無茶な…｣

｢Aが嫌がってますよ！やめてくださいそらるさん！！｣

｢まふうるさい｣

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