INVISIBLE LOVE from bluestar

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YOU side









昂秀 「…ははっ、それ、俺も同じですよ」


昂秀はそう言って笑った。









『えっ、』



ぱっと顔を上げれば、少し顔を赤らめた昂秀。









昂秀 「俺も…あの日以来意識しすぎてどうかしちゃいそうで、正直弟だなんて言ってられなかったす、」




全く目を合わせてくれない彼は首に手を当てて話してくれた。









昂秀 「それに、こんな雰囲気作っちゃったのは泊まりの時に変なこと言った俺だし、

Aさんが気にすることありません」




そう言って屈んで目線を合わせてくれる。









『…また避けちゃいそう』









昂秀 「なんでですか！(笑)」









『ばーか、男の人になった昂秀が悪い！』









昂秀 「ふっ、そのAさんが好きっす。だから、避けたりしないで、ちゃんと話して欲しい、です、」





少し遠慮気味にそういう昂秀。
きっと今回のことで傷つけた。
だから、もう二度と傷つけないように…。






『うん、ちゃんと言う。だから、引かないでね…』









昂秀 「誰が引くんすか(笑)」









『昂秀しか居ないじゃん、！』









昂秀 「Aさんの中で俺どうなってんすかほんと、」









俺すげーやなやつって笑う彼が一段とキラキラしているように見えて、苦しかった。

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