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第63話〜夢主・カノside〜 ページ32

〜Aside〜

キ「皆、ちょっといいか?」

茶番を見届けたキドが声をあげる

キ「少し作戦があってな…聞いてくれるか?」

カ「作戦?」

キ「ああ、ある会社なんだが…結構あくどいらしくてな…どうだ?その会社…壊すってのは?」

全「え!?」

まあ、そう言う秘密裏な作戦はメカクシ団にはうってつけなのだろうけれど…

貴「いい…のか…?勝手に壊して」

キ「悪名高い会社だ。壊しても文句言われないさ。…多分」

多分って…

拓「その会社の名前って?」

キ「三丸だ」

シ「げ…大企業じゃねぇか!警備に資金をかけすぎだって言われてる…そんなのできるのか!?」

キ「シンタロー…俺たちの目の力の事を忘れてないか?」

シ「あ」

拓「あのー、ちょっといいか?」

キ「何だ?」

拓「俺、実は…三丸会社の電子ロック解除用のカード…持ってるんだ」

全「え!?」

貴「どんだけ悪事犯したの…拓斗…」

拓「『操る』の権力のお陰だ。……俺自身は操られてた俺が向こうの人間と接触してたのを中から見てただけだったけどな…」

………ん?

拓「………『操る』は俺を乗っ取る直前、クロハ……『冴える』の意思を継ぎ、『冴える』ができなかった事を成し、他の奴らや薊に認めて貰いたいって言ってた」

貴「た、拓斗ちょっとストップ」

拓「ん?」

貴「今『中から』って言ったけど………もしかして……」

拓「?」









.






.







貴「……………もしかして俺たちが助けに行った時も……見てた?」

拓「…ああ、バッチリ見てたし、聞こえてたぞ」

…そうなると拓斗は私がクロハや修哉やシンタローといちゃついていたのを余さず見ていたと言う事だ。思わず私はリビングの床にへたり込む

貴「(幼馴染、しかも昔から好きだった人に見られた…)」

拓「……………なあ、A…」

〜カノside〜

ガッシャーン!

セ「マリー!?」

マ「ああああ!ごめんなさい!」

拓斗君がAにかけようとしたいい雰囲気になりそうなセリフは、マリーがマグカップを割った事によりかき消されたのだった…

第64話〜拓斗side〜→←第62話〜カノside〜



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ブラックラビリンス(プロフ) - 皆様、お久しぶりでございます。ID変わりましたが作者です宜しくお願い申し上げます (2018年7月7日 19時) (レス) id: bd427815e4 (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - 喪仲さん» そうですねwww (2016年8月8日 21時) (レス) id: d24995ec23 (このIDを非表示/違反報告)
喪仲(プロフ) - 立花さんが好きじゃなくてカノが好きすぎてこうなってるのでしょ?マロンよwww (2016年8月7日 23時) (レス) id: 5292ae7050 (このIDを非表示/違反報告)
セシリア(プロフ) - 立花さんすきなんですか!?私も大大大好きですよっ! (2016年8月7日 19時) (レス) id: 154243d06d (このIDを非表示/違反報告)
喪仲(プロフ) - 続きまってマース!!(*⌒▽⌒*) (2016年4月5日 17時) (レス) id: 5292ae7050 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブラックラビリンス | 作成日時:2016年2月3日 19時

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