195《Yamada》 ページ47
山「はぁ…」
まさか大ちゃんに見られてたなんて…
絶対伊野ちゃんに聞かれてたし…
知念が聞いてなかったのが不幸中の幸い…
山「ん?」
誰もいない真っ暗のリビングから寝息が聞こえる…
まさかの幽霊?
俺が過去殺したやつが…なんてな
きっと薮ちゃんか誰かが…
山「…A?」
まさかのAが寝てた
山「A…A!」
「ん…」
いくら声をかけても起きないし…
てかなんでこんな所で寝てんの?
山「女子高生がこんな所で寝てちゃダメだろ…」
部屋に連れてってやりたいけど、歩くので精一杯だしな…
てかかけてんの知念のバスタオルだし…
山「知念呼ぶか…」
風呂入りたいって言ってたし、Aぐらい運んでくれるだろ
山「知念、入るぞ」
______ガチャ
山「…知念?」
いない
知念がいない
山「大ちゃん、知念しらね?」
有「知念だったらAちゃんの部屋で寝ちゃってるよ」
山「は?」
有「お前に風呂取られて拗ねて、Aちゃんの部屋に間違えて入ってった」
山「まじかよ…」
そういやぁ知念って究極に眠くなると意識がはっきりしなくなるんだっけか
有「Aちゃん、ソファで寝てんの?」
山「ああ…」
有「俺らの部屋で寝ればって言ったんだけどさー、」
山「俺ら?」
有「俺と伊野ちゃん」
山「伊野ちゃんは俺が許さねぇ」
有「言うと思った」
山「たりめぇだろ」
あの変態の部屋で誰が寝させるかっつーの
あーもうどうしよう…
有「あ、そっか。山田運べねぇのか」
山「ニヤニヤしてんじゃねぇよ」
大ちゃんはそのまま自分の部屋に入ってった
どうすっかな…
中「どうかしたんですか?」
山「まだ起きてたんだ」
部屋からひょっこりと出てきたのは中島裕翔
山「いや、何でもない」
中「なんかすごく考えていらしたので…」
山「そおか?…てか、なんで敬語…」
中「思ったより年上だったんで」
山「敬語は嫌いだからタメで話せ」
中「はーい」
なんか急激に軽くなった気がするが…
まあ敬語よりはいいや
てか、Aをどうするか…
…諦めるか
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作者名:Alice | 作成日時:2018年12月14日 18時