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193《arioka》 ページ45

焦ったー…

あんな話、誰にも話さねぇし///

てかAちゃんとの顔近すぎだし…


山「顔赤いけど」


ドアを開けようとすると、後ろに山田が立っていた


有「山田っ!?」

山「変態」

有「は!?」

山「女子高生相手に…」


見てたのかよ…


有「変態じゃねぇわ!」

山「じゃあなんでそんな顔赤いんだよ」

有「それは…」


山田の顔が一気に真面目な顔になった

もしかして気づいてんのかよ…


有「伊野ちゃん達との話、聞いてたのかよ」

山「いや、言い合ってた声しか聞こえなかったけど伊野ちゃんの部屋で3人で話すことなんてないだろうよ」


山田の勘の鋭さは恐ろしいよ…


山「ま、聞かねぇけど。大ちゃんがスッキリしたらなら」

有「山田が優しくて気持ち悪い…(ボソッ」

山「あ"?」

有「ひぇっ!」


地獄耳…

こうなったら…反撃だ!!←


有「て、てかさ!山田車で泣いてたろ!」

山「はっ!?///」


一気に山田の顔が赤くなった

あいつ、色白だからすぐ分かるんだよな


山「泣いてねぇよ!///」

有「嘘つくなよ!俺見たんだからな!」

山「はぁ!?///」


やべっ、これ以上言ったら殺される…


山「お前だって伊野ちゃんの部屋で泣いてたんだろ!?」

有「なっ!?///」

山「俺らが来た時目が赤くなってたし」


なんちゅう観察力なんだよ!



知「二人ともうるさいし顔赤い」

山・有「あ…」

知「声でかすぎ」

有「ちねっ…いつから!?」

知「涼介が"お前だって伊野ちゃんの部屋で泣いてたんだろ!?"って言ったところから」


いつの間にか後ろにいた知念

山田も気づかなかったみたいで顔を真っ赤にして俯いてたけど、知念の言葉に小さくガッツポーズしてた

畜生…覚えてろよ←


知「おっきい声、頭に響くからやめて。あとひか寝てるんだから」

有「はい、すいません…」

山「ごめ…」


16歳のに説教される20歳と19歳って…

しかも…


有「伊野ちゃん覗いて見てんじゃねぇよ」

伊「あ、バレた」

山「は…!?」


丁度山田の死角となる場所で盗み聞きしてる伊野ちゃん

ほんっと今日は最悪…

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作者名:Alice | 作成日時:2018年12月14日 18時

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