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自分の部屋に戻ってベッドに腰掛けた
そして今日のことを思い出す
「…っ」
また泣きそう…
今誰にも部屋に入って来て欲しくない…
コンコン_____ガチャ
有「Aちゃん?お風呂どうぞー…?」
タイミングが良いのか悪いのか…
まだ出てなかった涙を必死に堪えて返事をする
「…うん。ありがと」
自分の部屋に戻ってくれるかなと思ったけど、そうはいかなかった
大ちゃんがとことここっちへやってきて隣に座った
「大…ちゃん?」
有「泣かないの?」
「泣か…ないよ?」
有「そっか」
なかなか出て行ってくれない大ちゃん
お風呂上がりで、髪が少し濡れている
「…ねぇ」
有「ん?」
「さっきさ、3人でなんの話ししてたの?」
有「さっき?」
「慧くんと侑李とさ…」
すると大ちゃんは目を逸らした
「大ちゃん?」
有「えっ、あっ、ひ、秘密!」
見るからに焦ってる…
「教えてくれないの?」
有「…っ」
みるみる顔が赤くなってきた大ちゃんが面白いと思ってしまった…
だから大ちゃんとしっかり目を合わせて顔を近づけた
有「なっ///」
「私には言えない話なの?」
有「べっ、別に!///」
大ちゃんはまた目を逸らした
おもしろい…←
有「…泣き止んだなら風呂入れよなっ///」
「あ、忘れてた」
私が立ち上がって部屋着を準備してお風呂に行こうとすると、大ちゃんも立ち上がって肩にかけてあったタオルで顔を少し隠しながら部屋を出た
有「じゃ、俺部屋戻るから///」
「うん、おやすみなさい」
大ちゃんと別れてお風呂に向かった
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作者名:Alice | 作成日時:2018年12月14日 18時