【HQ】なんか、その無気力天然マネッて可愛さ100%らしいね？２ (ページ33)

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可愛さ７６％め。ページ33

白布side

起こそ、ッて決めたのはいいけどどうやって起こせばいいんだよ。

ちょっとは声掛けたけど起きない。

川「揺らしてみれば？」

白「え、お前やれよ。」

川「エー分かった。」

太一は宮垣さんの肩を優しく掴んで身体を揺らし始めた。

…なかなか起きない。

川「宮垣サーン？」(ﾕｻﾕｻ

『 ……………ん、…？』

お、反応アリ？

俺は静かに太一の横でその様子を見ていた。

川「もう勉強切り上げ、部屋行って寝るんだけど… 」

『 ……んー………？』

白「部屋まで歩いてける？」

『 …………ん～……？と、ぉる…は…じめ…？』

とおる…？はじめ…？

ああ。青城の主将と副主将か。

その二人を俺らと勘違いしてんのか？

川「残念ながら違う」

『 ……じゃぁ、…… つむとさむや………!
ぁ、いに…きてくれたんや…… 』

まだ意識がハッキリしてないのか。

すげぇ人違いだ。

てか、つむ？さむ？

誰だよそいつら。LINEのツムツムか？←

てか会いに来てくれたッてどういうこと？

白「いや、だから…俺、白布と…川西太一。」

『 …しらぶ………かわにし…… 』

川「そそ。」

『 ……！あ、そうやった…
白布くんと…川西くん…ごめんなぁ… 』

白「平気。じゃ、部屋行こ。」

『おん』

やっと意識がしっかりしたんだな。

宮垣さんはテキパキと自分の勉強道具を片付けて椅子を立った。

川「俺らも眠いし早く行こ。」

『おん、なんかごめんなぁ…ウチだけ寝ちゃったりして… 』

白「これでしっかり眠れるじゃん」

『そうやな……ね、白布くん。川西くん。』

白/川「「ん？」」

『 ……また一緒にやろな。』(微笑

白/川「「 …！お、う…！」」

うっすらと微笑んだ宮垣さん。

それを見たと同時に頬を赤く染めた俺と太一。

……その笑顔は反則。

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会って間もないのにこんなに好きになッてるとか。

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俺って単純なのかもしれない。