23話 ページ25
貴「……はぁ……。なんでこんな事に……。」
探偵社の屋上で柵によっかかり深い溜息をつきながら、
ボーッと横浜の街を眺める。
あの件以来探偵社は私に1人で任務や外出する事を辞めて、太宰さんや国木田さんと任務をする事となった。
国木田さんはまだしも太宰さんだと、仕事が増えるだけなのに……。
貴「……てかここは私の知ってる横浜じゃないよ。」
色々整理して考えてみたが矢張可笑しい。
あんな力私には無いのに。
鶴見川で溺れた時から何かが可笑しくなってる。
貴「……ここはどこなんだろう……。」
只只疑問だけが残る。
太「こんなとこでなにしてるのかな?Aちゃんは〜。」
貴「太宰さん?」
あれ?確か今日……
貴「太宰さん仕事の方はもう終わったんですか??」
太「仕事?何それ美味しいの?」
貴「……。」
今日も彼は通常運転だ。
国木田さんにまた怒鳴られるのに。
太「ところでAちゃんは何してるんだい?」
貴「別に……ただの息抜きです。」
太「要するにサボりだね。」
貴「太宰さんと一緒にしないで下さい。仕事は一通り終わらせました。」
太「大分国木田君っぽくなってきてるねAちゃんは。」
貴「太宰さんが不真面目なだけです!兎に角ちゃんと戻って仕事をして下さい。」
太「はーい、」
ガシッ
貴「っ、は?!、えっ、一寸!」
太宰さんは私の手を掴み屋上を後にした。
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社長と首領推しを増やし隊 - なるほど。そういうことならアリ(^v^d)返信ありがとうございます (2018年8月10日 17時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 社長と首領推しを増やし隊さん» 多分私は中原君のイメージの方が強いんですよね……。偶に中也君にしてみます (2018年8月9日 22時) (レス) id: 1107c10d6f (このIDを非表示/違反報告)
社長と首領推しを増やし隊 - 僭越ながら首領の中也さんの呼び方は中也君ではないでしょうか。細かい所に煩くてすいません。 (2018年8月9日 22時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moka | 作成日時:2018年8月7日 13時