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彼は期待を寄せていた、ソニアに。自分を打ち破れるのはライバルであった彼女だと。だがソニアはダンデに勝つことが出来ないとバトルの道から離れてしまった。
彼は期待している、キバナに。自分を打ち破るのに一番近いのはライバルである彼だと。しかしダンデはキバナの友人であるから、彼がダンデを打ち破り次の
そして彼は期待している、アイビーに。ダンデにとってアイビーは
アイビーの答えは勿論
思い出して苛立ったアイビーは、気持ちを切り替えようと思いながら横断歩道を渡る。今自分がすべきことは、洋服を買って気分をあげることだ。そうだ、ついでに可愛いアイシャドウあったらそれも買おう。万人受けするピンクのアイシャドウとフォーマル用のブラウンのアイシャドウ、そしてメタモンを想った紫のアイシャドウとゾロアークを想った赤いアイシャドウはあるが、メッソンを想ったアイシャドウが無い。水色のアイシャドウがあったって良いではないか、買おう。アイビーはそう決めて、先にコスメを買いに向かうことにした。
ナックルシティの商業街の中に、アイビーがお気に入りの店がある。そこは分類としては骨董品店だが、一角ではコスメやアクセサリーを販売しているのだ。店主の奥様の趣味で始めたブースらしいが、アイビーはそのコーナーをとても気に入っていた。ブースを設置した店主の奥さんともとても気が合い、気分が向いた時は必ず顔を合わせるようにしている。
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作者名:綿雲しぃぷ | 作成日時:2023年6月27日 19時