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第1話「旅立ち」その3 ページ5

A「あ………。あのままだと、哪吒君やばいかな?」

雲母「やばいって、なにがー?」

A「んー、なんとなく?とりあえず雲母、見学は一旦中止して、いつでも動ける状態になって。」

雲母「は〜い。」




そして、太乙たちはーーー




太乙「のびろ、火尖鎗!!!」


先端の部分から炎が勢い良く噴射し、哪吒の腹を直撃する。


白鶴「哪吒!!!」

太乙「げっ‼︎やりすぎたか!!?」


そして、血を流しながら落ちていく哪吒………。


太乙「哪吒!!!」




A「ほーら、言った通りでしょ?雲母、行くよ。」

雲母「は〜い。」







太乙「哪吒!哪吒!」

A「こんにちは、太乙様。」

太乙「君は……!」


太乙が哪吒を探していると、岩の影から哪吒を背負った雲母と、Aが現れた。


A「哪吒君の傷は、私の宝貝で癒しておきました。でも、あくまで宝貝の力なので、後からちゃんと治した方がいいと思いますよ?」


太乙「………君は確か、普賢のところのAちゃん?だっけ。なんでこんなところに………。」


太乙は、哪吒を受け取りながらAに尋ねる。


A「お散歩してたら偶然通りかかって、面白そうだったんで見学してました。
………いや〜。それにしても、やっぱりなんだかんだ言って、弟子が可愛いんですね。見ててよくわかりました。」

太乙「………まぁ、私は哪吒の生みの親でもあるからね。当然さ。」

A「そうですか………。」

太乙「あ、そうだ。そう言えば、普賢がもうそろそろ帰る頃だと思うよ?会議も終わったし、丁度お昼時だから、お腹を空かせているかも。早く行っておいで。」


太乙に言われ、Aは忘れていたかのように顔を引きつらせた。


A「いっけない!雲母、早く帰らないと!………太乙様、それでは御機嫌よう!」


そして、嵐のような勢いで去って行ってしまった………。


太乙「そういえば、あの子は確か……………。」

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設定タグ:封神演義 , ジャンプ , 天化
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信乃(プロフ) - 封神演義いいですよね!楊戩とかカッコいいし、天化もいい!更新ファイトデス (2017年5月21日 17時) (レス) id: 7cad6b70e5 (このIDを非表示/違反報告)
風蛍月(プロフ) - 真ちゃんなう!さん» コメありがとうございます! すみません、最近更新するの忘れてました← なるべく頑張ります! (2015年8月12日 15時) (レス) id: 4620f76b51 (このIDを非表示/違反報告)
真ちゃんなう!(プロフ) - この小説好きです!更新頑張ってください!! (2015年8月12日 14時) (レス) id: 883ad8778b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風蛍月 | 作成日時:2014年7月28日 20時

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