第13夜 ページ14
稲森side
一瞬だけ、何が起きたのか分からなかった。
走り出した朔夜が灰崎からボールを止まることなく奪っていった。
続けて攻めてくる不動さんも、難なくかわし、あっという間にゴール前までたどり着く。
そして…
「来い！」
『…遅いよ』
放たれたシュートに、西蔭は触れることも出来ずゴールを許した。
…こんなにも凄い選手が世界にはまだいるのか！
そんなワクワクと共に、さっきの朔夜の姿がどうも気がかりになる。
きっと、1番後ろから見ていた円堂さんも気がついているかもしれない。
走っている朔夜は何かから……逃げているように思えた。
けど、今はそんな事を伝える時ではない。俺は、疲れた様子の朔夜に駆け寄った。
「凄いな！！あんなプレー今まで見たことなかった！！」
『…ありがとう、稲森』
その時、朔夜は俺たちの前で初めて笑った。でも、その笑顔はどこか辛そうだった。
「朔夜…お前…」
円堂さんも、ポカンとしながら小さく呟いていた。
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ほーぷ(プロフ) - ahさん» ありがとうございます！！出来る限り頑張っていきますね！！！ (2019年12月25日 9時) (
レス) id: a9f4ce6349 (このIDを非表示/違反報告)
ah(プロフ) - 初コメ失礼します！！面白かったです！！更新頑張ってください！お話し待っています！！ (2019年12月24日 19時) (レス) id: e4f6bbb2ff (このIDを非表示/違反報告)
ほーぷ(プロフ) - ひえぇ、ありがとうございます！！！！更新遅いですが(おい)…頑張ります！ (2019年9月21日 13時) (レス) id: a9f4ce6349 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - スゴく面白いです！続きがとても気になります！男子マネージャー、最高です！作者様は神ですね！！更新、頑張ってください！ (2019年9月21日 11時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
ほーぷ(プロフ) - えれんさん» 推しと仲良しにさせたかったんだァ！(変人)更新頑張ります！ (2019年9月16日 10時) (レス) id: a9f4ce6349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほーぷ | 作者ホームページ：yukisaaya12170525@yahoo.co.jp
作成日時：2019年9月14日 12時
