男子マネージャー始めました！【イナオリ】

第11夜 ページ12

──────────
─────


マネージャーの仕事と析谷さんの手伝い。2つをこなすのは、結構大変だし面倒だった。


それでも、頑張っている皆を見たら不思議と嫌な気はしない。


あんなにも青かった空は、今では茜色に染まっている。そろそろ、終わる頃かな…


「皆さ〜ん！お疲れ様でした〜！」


監督がそう言うと、ぼちぼちと練習を切り上げていく。近くに転がっていたボールをカゴにしまい、俺も片付けに入ろうとした時


「おーい！朔夜ー！！」


円堂さんと稲森に呼ばれ、つい固まってしまった。昼に言われたあの言葉を思い出す。


そしてフィールドに入り、目にした光景は本当に意味不明なものだった。


何故か灰崎、西蔭、不動さんがポジションについていた。灰崎と不動さんはニヤニヤしている。


『稲森…何このガラ悪いメンバー…』


「うん、灰崎達朔夜とサッカーしたいみたいでさ！」


『怖…俺…なんかしたっけ…？』


「怖って…聞こえてんだよ！！」


灰崎の怒声に思わず肩がビクリと上がってしまう。


「青海君って案外ビビりさんなんだなァ〜」


本当にこんな奴戦力になるのか？とか散々言われているが、そもそも俺は選手ではないから戦力になるとか、ならないとか関係ないだろ。


「よし！早速はじめるぞ！！」


久しぶりのサッカーというのもあるのか、色々と緊張する。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
文才がするすると抜けてゆくぅ〜(殴)
大変申し訳ないです…
番外編やってみたいとか思ってます！←本編やれ

第12夜→←第10夜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す