あなたと私のラブソング【おそ松さん】

Day2 ページ4

ちょっと離れたところから見ていると、１人の男の人がそこに来た。

緑のチェックの服を着た人で、地味だけどちょっと似合ってる。

っていうか、冷静に分析するんじゃなくて！

『すいません、あの、カード交換しませんか？』

TROPICARDを取り出したのを見て、私は迷わず声をかけた。

「あっ、はい、僕でよければ…」

振り向いた顔は真っ赤だった。

私のカードを渡すと、緑の人もカードを渡してくれた。

TROPICARDには、ニックネームみたいの…要するに、本名じゃない名前が印刷されている。

ちなみに私は「ふーか」。
決めた理由？何となく←

緑の人は、「チョロリン」だった。
…この微妙な感じが←

「えっ、2番！？」

チョロリンさんが、驚いた声をだした。

『なんですか？』
「あ、えと、会員No.2ってかいてあって、驚いて……」
『昔から、運だけはいいんですよ〜』

ちょっと苦笑しながら答える。

TROPICALのファンクラブはある期間中のあいだに申し込んどけば、早い者順とか関係なくナンバーが決まる、というシステムだ。

私は知ったのが少し遅かったので、第一次の申込み期間締め切り3日前に申し込んだけどNo.2だった。

『でもチョロリンさんもNo.3…！』
「昔から3っていう数字に縁があって…」

今度はチョロリンさんが苦笑する。

『そうなんですか？』
「はい…。僕、三男なんですよ〜…」
『すごいですね！』

私たちはカードをもらい終わったあとも、カフェで話し続けた。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ちなみにスペシャル特典って、メンバーのサインも印刷できる設定です。

…「ふーか」って、前、非ログアカでわたしが使ってた名前なんですよね←

「兄松VS弟松」っていうお話かいてました←
…もう消しましたけど←

どうでもいい裏話でした←

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