第４章 ページ19
潤サイド
潤：「痛っ…ハアハア、ったぁ！」
俺は毛布の下でなんども何度も痛いと呟きながら、ずっと腕を抑えていた。
なんでこんなに痛いんだろう。階段から落ちた時そんな衝撃強かったけ？骨折とかしてないといいけど。
息がだんだんと苦しくなってきて、毛布の下から顔だけ出した。体は熱いのになんか寒気がする。
翔：「ただいまー！」
翔にぃだ。あと智にぃが帰ってきたら晩御飯。今日は雅にぃがつくるはずだから大丈夫だけど、晩御飯食べに降りてきたら流石に気付かれるよな。
ドアの外からはずっとわいわいと大きな笑い声が聞こえる。
みんな俺のこと忘れてるのかな？そんなこと思うと急に寂しい気持ちになって、涙で視界がぼやけてきた。
潤：「クッソ…！グスッ、っハアッハアッ。」
しばらくすると、智にぃも帰ってきて、俺以外全員揃ったみたいだ。
そろそろ動かないと。俺はそう思うけど、腕に力が入らなくて、なかなか起き上がれない。
潤：「つッ、ハアハア。いっっ！！」
少しでも右腕を動かすと痛くて、起き上がるのに５分もかかった。俺、熱あんのかな。頭が痛いし、全然食欲ないし。
ベッドの横にあるテーブルに左手を伸ばし、体温計を取る。
測ってみると、３８.５度。意外と高くて、びっくりした。また夜にぐんぐん上がっていくんだろうな。
考えるだけでしんどい…
智：「潤ー！降りといで！ご飯できたよー。」
智にぃの優しい声が聞こえる。なんだか智にぃの声聞いてたら、少し安心した気がする。
って、早く行かねーと。俺はゆっくりベッドから足を下ろす。恐る恐る立ってみる。ギリギリ行ける、かな？
潤：「っ…いってー…」
翔：「潤ー？そっちいくよー。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者：あっ！あぁぁ！また文字数が…
はい、またこんな変なとこで区切っちゃいます。(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花凛 | 作成日時：2019年5月9日 15時
