【本編】最強の階級は柱じゃない!

8話/任務中につき ページ9

御鏡千歳side


　ここはどこかの森の中。今、私は任務中。鬼は人を襲うから、倒す必要性がある。

　そんな訳で戦ってるの！そんな時、なーんか心に引っかかったんだよねー。なんでだろ。朝になってから考えてみた。うーん。もしかしたら鬼は元人間だからかも。話に聞く限り、鬼を人として滅する隊員がいるらしいよね。それが原因かな？でもさ、それだったら、私達は人殺しになっちゃうからなー。
『こんなに頑張ってるのに地獄行きだったら、神様のこと恨んじゃうかも』
だなんて呟いてみても許されるでしょ？ちょっとくらいだったらさー。
　あー、難しいこと考えすぎて頭が痛くなってきたかも…考え事は頭の良い子に任せて、私は肉体労働するのが一番らくだし。そろそろ屋敷の近くかなー。

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