一歩目 ページ3
二郎side
「あ、あの！」
「ん？」
「じ、二郎君に話があって…その、今いいかな？」
「ああ」
今日で呼び出されるのは何回目だろうか
女子が俺を呼び出すときは殆ど告白をするときだ
俺は毎日のように学年関係なく告白される
そこそこ仲いい女子や一度も話をしたことがないやつからもだ
今回は隣のクラスのやつだけどな
まあ "Buster Bros!!!の山田二郎" だからっていう理由がほとんどだと思うけど
休み時間になっては呼び出される光景にも慣れたのか、男子たちは俺を煽り始める
「あれ橋月さんじゃね？」
「二郎〜、お前また告白されんのか」
「やっぱブクロのイケメンは違うわー」
「振ってばっかでいつになったら彼女できんのか笑」
「う、うるせぇ」
「早く行ってこいよ」
確かに俺は告られては振り、告られては振り、を繰り返している
まあ相手も一生懸命気持ちを伝えようとしてんのはわかるけどさ、
でも俺には気になっている子がいる
いつも窓際で楽しそうに話す彼女には手も届かない
呼び出した女子の後をついていき校舎裏まで来た
そこでそいつは口を開いた
「じ、二郎くん…あの、私…二郎くんが好きです」
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女王(プロフ) - カミサマさん» 応援ありがとうございます。ご期待に添えるようこれからも頑張って更新を続けます！ (2021年6月21日 20時) (
レス) id: c75b1bd3e5 (このIDを非表示/違反報告)
カミサマ(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしています！ (2021年6月21日 20時) (レス) id: 18de018685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クーカー | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mmyu671
作成日時：2021年5月5日 16時
