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＃１３ ページ13
あれから、かなり長い時間引っ張られた。
「着いたわ。今日から貴方は此処で学び、暮らしなさい」
そう言われて連れて来られたのは
[寺子屋]
と書かれた看板が置いてある家。
寺子屋って確か、昔の学校や塾の様なところだったよな？
何でそんな所が現代に？
私が頭に？を浮かべていると
「自己紹介がまだだったな」
とそいつが話を切り出す。
「私は上白沢 慧音。此処の先生でもあり、今日から貴方の親代わりよ」
『いい名前だな』
思ってもいない事を口にする。
「貴方の名前は？」
『無い。』
即答する。
だって、明らかに今までの私じゃ無いから。
「じゃあ、【ルーミア】何てどうかしら？」
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作者名：海華＠国語小テスト32点 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/neiger/
作成日時：2021年3月19日 20時
