1日番谷隊長！こっち向いてください！ ページ1
「冬獅郎〜〜〜！！！！」
「日番谷隊長だ！！！」
「なーによ、私より年下でチビなくせに」
「俺はお前の上司だ！！！それに背のことは今関係ないだろう！お前だって俺と大差ないくせに…」
「あーもう釣れないんだからお堅い隊長さんはー
昔は私が隊長だったのに‥コノヤローーー！！」
そう言ってAは俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「言いなさいよー、A隊長って」
「言うか馬鹿野郎///」
「あー照れてやんのー！
日・番・谷・隊・長？」
「お前が隊長って言うときもちわりぃな…」
「もーどっちなの！？」
Aは腕を組みながらぷんぷんと怒った。
可愛い……こんなこと本人に言ったらおこるだろうが。
「Aー、もうすぐお昼休みのじかんよー？
修兵、もうくるんじゃない？」
「本当だ！もうこんな時間！早く行かないと…」
「Aー！！！飯！食いに行くぞ！」
「修兵！今行くーーー！！」
そう言うとAは笑顔で執務室を去っていった。
………
「たーいちょ！」
「なんだ松本…」
「眉間にしわ、寄ってますよ？」
松本は俺の眉間を指し、ニヤニヤしながら言った。
「Aのこと好きなの、バレバレですよ？」
「うるさい//」
俺はAが好きだ。
笑ったときの顔とか、怒った顔とか、何もかもが可愛い。
「あ、隊長！そういえば今日飲み会があるんですけど来ます？」
「…それはAも来るのか？////」
「あら顔真っ赤にしちゃって！
もちろん手は打っておきましたよ？修兵が誘ってると思うので、今頃同じような話もちかけられてると思いますよ〜？」
「そうか…」
「隊長顔真っ赤〜〜〜！！！
Aが来るのがそんなに嬉しいんですねぇ〜？？？
あれ？隊長〜？？話聞いてます〜？」
「ま、松本ぉぉぉぉぉおおお！！！！」
隊舎に怒号が響き渡った。
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作者名：奈南 | 作成日時：2020年4月17日 23時
