#2 Compete ページ3
今夜は宅飲みを開催するらしい。
今はそれの準備中…
Ma「そこの箸取ってー。」
『ほい。』
Ma「あざす。」
Hi「A働くねー。」
『あなた方が働かないからです。』
Ma「とはいえ市販のもの揃ってんだし。あともうちょっとで出来るよ。」
私用に買って貰ったオレンジジュースをコップに注ぐ。
こっそり飲んでいるとぽかっと頭を叩かれた。
Yo「子供みたいだよなーオレンジジュースとか。」
『もう18だし。』
Yo「俺にも飲ませて。」
『あーそれなら他のコップで…』
Yo「もーらった！」
『あっ！ちょっと！！』
Hi「うわ洋平飲みやがった。」
Yo「…甘。」
『最悪それ全部飲んで。』
Yo「ご褒美じゃん。」
Ma「…てかサトヤスどこ？」
テーブルにあったビーフジャーキーを咥えてひょこ、と手を挙げている。
Hi「つまみ食いしてましたね。」
『あいつの方がよっぽど子供だよ洋平。』
Ma「ほんとだよ。」
Hi「とか言ってる間にできてんじゃん。」
Yo「はい、食べよ食べよ。」
ぞろぞろとテーブルの方へ。
私が椅子に座った途端皆の挙動が変わる。
私の隣の椅子を取り合い始める。
これが恒例行事…
Hi「ここは俺の縄張りなんで。」
Yo「いやいやそんなのいつから」
Ma「ちょっと退いて貰えません？」
Sa「定位置取らないで貰えません？」
『…じゃんけん。』
面倒臭いからじゃんけんをさせる。
おじさん達が小学生のおかわりじゃんけん並みの声量でじゃんけんを始めた。
まーくんとひろの決勝戦。
勝者はひろ。
『はい隣どーぞ。』
Hi「うっしゃー！」
Ma「くっそ悔しい…」
やっと皆が席に着いた所で宅飲みがスタート。
皆それぞれのお酒を開けたり注いだりと。
私は新しいコップを出してきてまたオレンジジュースを飲む。
『んーやっぱオレンジジュースが一番だわ。』
Hi「お嬢さんウイスキーなんかいかがでしょう。」
『いらないです。』
Yo「………」
Sa「洋平目怖い。」
Hi「なんですか？嫉妬ですか？」
ニヤニヤとしたひろの目が一番怖いけど。
Yo「嫉妬ですが何か！」
Ma「そんなはっきり言うんだ。」
Yo「A〜今日一緒のベッドで寝よ〜…」
『お酒に負けて寝なければね。』
Yo「っしゃ！がんばる！寝ない！」
Sa「はぁーずるー…」
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紗那_sana(プロフ) - ゴマ団子さん» 緊張するでしょうね…寝れなそう…笑 こちらの作品も楽しんでもらえて何よりです! (2021年2月9日 23時) (
レス) id: 00903003ac (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - こちらにもお邪魔させてもらいます ( ´艸｀)メンバーと暮らすのって、緊張するでしょうねε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ��(OωO; )お話楽しいです(≧∇≦)bこれからも宜しくお願い致します(^_^)ゞ (2021年2月6日 14時) (レス) id: 39e224bf48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗那_sana | 作成日時：2021年1月15日 20時
