検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:100,797 hit

19 ページ19

どこに連れてかれるかなんて分からない。





だって元々予定を決めていたわけでもないしなんなら会う予定すらなかったから。





会うって決まってたらもう少しオシャレしてきたのに。。





会社を出てすぐの信号に止まった瞬間彼は着ていたスーツのジャケットを脱いで私の体にかけた。





廉「かけとき」



目を合わせずに言った彼。





私はなんでかけてくれたのかさっぱりで



寒そうに見えたのかなあなんて思ったけど



ワイシャツ1枚の彼はもっと寒いじゃん。




そう考えるとジャケットも濡れちゃうし申し訳なくなっちゃって





『私大丈夫だよ?』



『永瀬くん風邪ひいちゃう』



そう言って返そうとするけどそれは阻止される。



廉「ええから着とって」



『でも、そしたら...廉「頼むから」





そこまで言うならって思って大人しく貸してもらうことにした私。





廉「もし風邪ひいた時は看病してな?」



そう言って笑ってるけど



冗談なのか本気なのか私には読めない。









廉「そんな隙見せたらあかんで?」





急にそんなことを言い出す。





廉「男はみんな狼なんやから」







その言葉の意味を知るまであと少し。

20→←18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (199 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
898人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。