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彼が鍵を開けドアに入るなりに壁に押さえつけられた。




『きゃ、』




廉「なあ、誘っとんの?」




私を見る彼の目は妖艶だった。





私にかけていた自分のジャケットを肩から落とす。




私の足元に落ちた彼の高そうなジャケット。





私にチュッと短いキスをした。





口を離すと鼻先がつくくらいの距離でまた目をじーっと見る。






廉「今どういう状況か分かっとんの?」



『分かるわけないよ、』



廉「連絡してこおへんから避けられてんのかと思ったらキスしても拒まんし」



廉「あげくのはてには下着透けてんの気づかんで俺の部屋に上がるし?」



『!?』



目だけ下に向けて確認するとたしかにピンク色の下着がワイシャツから透けているのが見えた。





そして目線を彼に戻した時、さっき彼が車の中で言った言葉の意味がわかった気がした。





廉"男はみんな狼なんやから"





逃げなきゃいけないはずなのに動かない私のカラダ。




廉「逃げんなら今やで?」




分かってる。

それなのに彼になら何されてもいいって心のどこかで思ってる自分もいる。






心の中で自問自答してると彼の手がワイシャツのボタンにかけられたのがわかった。





廉「時間切れ」

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永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時

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