56話 ページ9
you side
至「チケットは大丈夫？」
「今はまだ残ってます。ただ、公演の評価次第で、また動くと思います。」
咲「…一回一回の公演をやり切ってたら、きっとお客さんは通ってくれます。だから、頑張りましょう！」
い「咲也君…」
本当にこの期間でリーダー、座長らしくなったなぁ…
嬉しい気持ちで少しほおが緩む
綴「そうだな。このために、日替わり要素も入れたし。」
「うんうん。また見に来たいって思ってもらえるように、楽しんで帰ってもらわないと」
咲「はい！」
綴「っし」
真「いつも通りやればいい」
至「だな。考えてもしょうがない」
シ「がんばろうネ！」
いい雰囲気になった。頼もしいな…笑
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支「い、いよいよですね！私の方が緊張して足がガクガクしてきました。」
「支配人落ち着いて…！」
い「お客さんの入りは？」
支「テレビの宣伝のかいもあってか、上々です。」
後は演じる皆次第。
後は私たちはもう祈るしか出来ない。
い「みんな、初めてを楽しんでね」
咲「はい！」
綴「っす」
真「わかった」
至「楽しみたいね」
シ「ワキワキするヨ」
「それを言うならワクワクです笑でもいいですねその気持ち！」
ス「開始5分前でーす」
どうか私の演出が皆をステージで輝く手伝いになりますように。
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ア「本日はMANKAIカンパニー春組公演、ロミオとジュリアスにご来場いただきまして、誠にありがとうございます。」
幸「結構席埋まったじゃん。」
ア「開演に先立ちまして、皆さまにご案内申し上げます」
雄「さてどうなるか」
ア「本公演中の録音、録画はご遠慮ください」
左「…」
ア「間もなく開演いたします。ご着席になって、しばらくお待ちください。」
いよいよはじまる
い「A大丈夫？」
「いづねぇこそ」
い「2人揃ってソワソワしてるし笑」
「本当にね笑でも…きっと大丈夫」
い「そうだね、きっと大丈夫。皆なら」
そしていよいよ幕が上がった。
舞台は原作と同じイタリア、ヴェローナ。
キャピュレット家とモンタギュー家が長きに渡って抗争を続けている街
ロ(咲)『今日こそ、ロザラインを誘うんだ…』
ジュ(真)『この花をください。宛名はロザライン…。』
ロ(咲)『え？』
ジュ(真)『…誰だ、お前』
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向日葵 - 湊さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです！ (2021年4月11日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
湊 - めっちゃ好きです！！！続きが気になります！！！これからも応援してます！！！ (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年3月22日 23時
