75話 ページ28
you side
一「…おにーさん、どなた〜？」
三「オレ？斑鳩三角〜」
真「不審者」
い「ま、まぁ、それは間違いないけど…Aの知り合いらしいし、幽霊ではないみたいだね。…おにぎり食べてるし」
真「私物が散乱してる」
なんか持ち込んだってレベルじゃないくらいの部屋…
幸「ゴミ？」
三「ゴミじゃないよ〜。オレの宝物！」
「三角くん…ここにいつから住んでたの？」
三「んー…と、劇場でなんか始まる前？」
い「ロミジュリ公演始まる前！？数週間前からずっと！？」
私と三角くんが出会う前からずっとってことか…
支「全然気づきませんでした…」
幸「セキュリティ大丈夫かな」
支「戸締りは万全です！」
幸「この部屋には近寄らなかったんでしょ」
支「あ…」
三「窓、開いてたから、入れたよ〜」
真「ここ2階だけど」
い「登ってきたってこと…！？」
支「と、とにかく、不法侵入です！おまわりさんに通報しますよ！」
「真澄の影に隠れながら言うことじゃないです…」
真「Aを離せ。…捕まえる？」
三「あ！このおにぎりはダメ！！オレのだよ！」
い「！！」
「ちょ、三角くん！？うぅ！」
何故か私は三角くんに抱き抱えられて運ばれる
落ちないように引っ付くことに必死だ
一「すげー！壁走ってる！」
天「なんで身体能力だ…」
支「ま、待ちなさい！寮の廊下、いや壁も走ってはいけません！」
い「そこ！？っというかAを返して！」
真「追いかける」
い「うん！」
こわいこわいこわいこわい…
絶対落ちる絶対落ちる絶対落ちる絶対落ちる
三「…むむ、いいにおい！」
「いや！ちょ！！」
抱えたまま階段飛び降りるなんて…！！
私抱えてること忘れてない！？
シ「ふんふんふーん。今日のお昼ワタシが握ったおにぎりネ〜」
三「…おにぎり！」
やっとワタシは降ろされてその場に座り込む
怖すぎて足に力が入らない…腰抜けた…
シ「！？ワタシのおにぎりどこネ！？」
三「もぐもぐ…おいしい〜」
シ「キミ、誰ダヨ？」
三「もぐもぐ…おれ、三角〜」
い「はぁ、はぁ、やっと追いついた…」
幸「A！？大丈夫！？」
「うぅ…」
椋「大丈夫ですか！？」
支「も、もう逃げられませんよ！」
真「背中にくっつくな」
い「三角くん、どうして寮に住んでたの？」
三「行くところがないから〜」
い「…」
支「さ、じゃあ、お巡りさんに電話して…」
「ま、まって…」
い「Aわかってるよ！」
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向日葵 - 湊さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです！ (2021年4月11日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
湊 - めっちゃ好きです！！！続きが気になります！！！これからも応援してます！！！ (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年3月22日 23時
