79話 ページ32
you side
天「オレのどこがどうポンコツだ！」
幸「総合的に」
天「なんだと！？」
「はぁぁ…前途多難ってこういことを指すのかな…」
い「同じこと思ってた」
「やっぱり？」
い「これ春組の時も思ったんだよなぁ…」
「デジャヴってやつ…？」
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いづみ side
い「えーと、みんな集まってるかな」
天「揃ってる。始められるぞ」
「いや、まだあと一人」
支「初代夏組の資料も探しといたほうがいいですかね」
「お願いします、参考にしたいので」
綴「しつれーしまーす、もう始まってます？」
「綴！よかった、ここきて」
綴「ういーっす」
一「お、つづるんじゃん！」
綴「よろっす」
い「それでは、これから夏組旗揚げ公演の題目を決めたいと思います。意見のある方はどうぞ」
幸「春組はどうやって決めたの？」
綴「初代春組のテイストを踏襲した」
椋「じゃあ、夏組も同じようにしたらどうでしょう…？」
一「いいんじゃね？」
三「夏組って何〜？」
天「いまさら、そこか！？」
一「夏組っていうのは、オレらの組のこと。ここの劇団は、春組、夏組、秋組、冬組に分かれてんだってさ〜」
三「そうなんだ〜」
天「ざっくりしすぎだろ」
幸「意外と面倒見がいい。さすがコミュ力高男」
一「だって、すみーとオレ、友達だもんね！」
三「ともだち？」
一「そ、そ」
三「えへへ！かずとともだち！」
天「で、初代夏組はどんなテイストだったんだ」
支「初代夏組はですね〜、コミックリリーフが得意な役者が多くて、穏やかなコメディ劇中心に人気を誇りました！」
支「夏組の能天気なコメディで笑わないと、夏が来たって感じがしないって有名だったんですよ〜」
天「能天気なコメディ…？」
幸「はい、また文句きた」
天「まだ何も言ってないだろ！」
幸「じゃあ、何？」
天「コメディはオレのカラーにそぐわない」
幸「やっぱら文句じゃん。大体、そんな能天気な頭の色してるくせに、何言ってんの？」
天「これのどこが能天気だ！」
うーん、私も初代夏組の伝統を生かした方がいいと思うけど…
天馬くんどうしようかな…
ふとAの方を見ると任せてという顔をしてくれる。何か作戦があるのかな
「コメディか…泣かせる演技よりも、笑わせる演技って難しいんだよね。そういう意味では、今回は避けても…」
天「芸の幅を広げるという意味では、いいか…泣きの演技は極めたからな」
すごいA！
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向日葵 - 湊さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです！ (2021年4月11日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
湊 - めっちゃ好きです！！！続きが気になります！！！これからも応援してます！！！ (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年3月22日 23時
