恋30 ページ33
収録が終わり楽屋に戻る前に飲み物を買っていると。
「え!うわわっ!木南Aさんだ!」
声を聞いて振り替えると綺麗な髪と瞳の色をした可愛らしい子がいた。
この子、見たことあるなぁ…えっと…。
「藍良、またアイドルかい?」
「アイドルじゃないけどこの業界で知らない人は滅多にいない芸能人だよォ!?」
この人も見たことある…。
えぇっと確か名前は…。
「天城一彩さんと白鳥藍良さん…ですよね」
「え!?知ってるんですか?」
白鳥さんがキラキラと話しかけてきた。
「えぇ、新しいユニットにたつ…風早さんもいらっしゃったので」
印象に残ってましたと言うと「流石タッツン先輩!」と言っていた。
…タッツン先輩…。
巽さんとは何度か仕事したことあるからまぁまぁ仲はよかったんだよね。
それにしても巽さん、タッツン先輩と呼ばれるほどの仲間見つけたんですね。
なんだかちょっと安心。
「よろしく頼むよ!えーと…」
「木南Aです」
「ちなみにヒロくんよりひとつ年上だからね?」
そう付け足してくれた白鳥さんの言葉を聴くと。
「ならば木南先輩だね!」と言っていた。
「あ、お忙しいところすみませんでした!」
白鳥さんがぺこりと頭を下げる。
「い、いいんですよ!今撮影終わったところで…」
そこまで言うと更にもう2人来た。
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作者名:歌菜子 | 作成日時:2020年4月27日 16時