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恋15 ページ17

次は雑誌の撮影。

「木南さん、あともう少し左意識して」

「はい!」

そしてどうやらあと2人、モデルが来るらしい。

男の子二人。

「おはようございます」

そう言って入ってきたのは。

「瀬名さん入りまーす!」

瀬名泉さん、仕事で帰国したのかな?

「あれ、あんた…」

「はい、お久しぶりです」

何度か仕事したこともある。

「うんうん、覚えてて偉い偉い」

「子供扱いしないでください」

そんな軽口を言い合っていればもう一人来た。

「六弥さん入りまーす!」

「よろしくお願いします!」

うわぁ…!知ってたけど実物も…。

「すっごくかっこいい…」

スラッとした体型、細く長い指、綺麗な白い肌。

太陽やライトが当たれば反射してキラキラ光るような美しい金髪。

海のように青い瞳にエレガントな動き。

「どうして今までこの逸材無視してたのかしら…


「A、顔溶けてるよ」

「木南Aさん、会えたことを嬉しく思います」

そう言うと私の手を取りキスをした。

「んなっ!?」

「へぁっ!?」

びっくりして変な声が出た。

「ちょっとあんた離れなよねぇ!?」

そこに瀬名さんが割って入った。

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作者名:歌菜子 | 作成日時:2020年4月27日 16時

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