【マギ】王妃と政務官

第四十六夜 ページ49

「いいんじゃねぇの？」



顔をのぞかせたのはシャルルカンだった

剣のことに肯定的なシャルルカンにキヨは一歩近づく

「シャル、一国の王の妃が剣を振り回しているのはどうかと思うけど」

「でもよぉ？んなら王サマがダメって言ったらでも遅くはねぇだろ」

「何言ってるの、そんなばかなこと……」



キヨもシャルルカンも一歩も引こうとしない


「ええと、お二人とも…」

Aが声をかけても2人は気づいてないようだ

おろおろとしていると

「あぁなったら手、つけられないから。
ほっといたほうがいいよ」

いつの間にかハギが隣にいた


「前からそうだから」

気がつかないくらい影が薄いのか、気配を消したのかわからないが、突然隣に現れたハギに驚き、じっとハギを見つめていると、後ろを指差される

「長引きそうだから、あっちでなんか話そう」









ーお知らせー

こんなとこに書くなんて……って感じなんですが、移行します！


次で完結させたいなぁ…と考え中

【マギ】王妃と政務官 2

よろしくお願いします

この小説の続きへ→←第四十五夜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す