【歌い手】そらまふは何でも知ってる【男主】

全開にオープン！！ ページ7

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「お、はよ…」

寝ぼけたまま、先に行ってしまったまふたちを追いかけ、合流できたのが校門前

はあはあと荒くなった息を整えながら、眠たい目をこする


ぽかんとしたまま、俺を見つめる二人

次の瞬間

まふが突進してきた。


「ああああああ可愛いよ可愛いA〜！！寝癖とかとろんとした目とかも可愛すぎる〜！！もう誰にも見せたくないほど好き〜！！！」

ぐりぐりと強く抱きしめられてるため、とても苦しい

は、はなせや

つづいて、ｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬと連写する音が隣から聞こえた


「A、おはよ。今日も可愛いね」


「お前はその手をとめろ。そらる」


え？なに、もしかして本性(？)ばれたからオープンにしてやるぜって感じ？

え、俺女の子に好かれたい(願望)

モテたいのにもっとモテなくなりそ

まふの腕の中で、絶望を感じたのであった。



ーーー


「Aー、お昼一緒に食べよ？」

「え、い＿＿＿いいよ！！！」

まふから無言の威圧を感じたので、急いで了承する

あぶな、いやって言いかけた

手を無理矢理恋人つなぎにされ、教室を後にした


べ、べつにただのちょっと変態チックな幼なじみとお弁当食べるだけだもん

そんな、なにもないよ


＿＿多分。


ーーーー


そのころ教室 否、学校中では＿＿


「おい、あいつら(そらまふ)ついにあっちに目覚めたのか…！！」


「いや、ただの幼なじみとしてのあれだろ」


「いや、絶対にそれはないわ。だってみただろ？恋人つなぎしたり抱きしめたりしてんだぜ！？」


「いや、それはぐうぜん…」



「えー、私狙ってたのになーAくん」


「むりむり、あの二人にかないっこないって」



「ふっふっふ…わたし(腐女子)の血が騒ぐわ！！」


「何言ってんの。夢」



「……(なんかめっちゃ騒いでんの)」


あの三人はとても人気です。(公認三角カップル)


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