キキョウの花を呪いに【呪術廻戦】

ルリハコベ ページ19

京都姉妹校交流会は東京校の勝ち





由基が1人で暴れたらしい





私はあの後のんびり森を散策






「1人強かった子いたんだよ」



『強かった子？』



「そうそう、多分禅院家の子、当主と術式同じだったから」



『勝った？』



「もちろん」



「なぜたら私は特級呪術師だからね｣




エッヘンと胸を張って言う由基



彼女の言った通り、1年前ほどから今いる呪術師の中で唯一の特級呪術師になった



まず特級呪術師になること自体難しい



その称号を彼女は手に入れた



やっぱり由基はすごい。



『そうだね！私も鼻が高いよ』


「これで、私の目標にも少しばかり近づけたかな」


『目標？』


「ああ、前にも言ったでしょ？」

「Aの住みやすい世界にするって」



『あ、あの時の？』



あの時は冗談かと思って軽く流してたが、本当だったのか



『楽しみにしてる』



前と同じ言葉を言う



「任せて」



太陽のような眩しい笑顔を私に向ける



つられて私も笑顔になる




この空間が好きだ





由基といると自分を保てる




醜い自分と少しはなれられる




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



『それで、私が散策してる間に試合は終わってたみたい』


「みたいじゃねえだろ、折角出たんだから戦えよ！」



『私一人とは戦っ…だと思う』


「たと思うだあ？まあ、いいや怪我なくてよかった」


『ありがとう』



交流会が終わって次の日、久しぶりに悟ちゃんと会う



また会わないうちに身長は私を追い抜いて



大人っぽくなった




『もう私よりもおおきくなっちゃったね』



「ああ、俺は伸びるよもっと」

「Aとは違って」



『一応私もそこら辺の子よりは高いからね！』



「そーだな。」


「そーいえば、高専卒業したらどうすんだよ」


「22になるまでの3年間」


『呪術師として働くよ』


『おばあちゃんともそういう約束』



「で、好きでもないやつと結婚」



『でも、それを悟ちゃんはかっこよく私を連れてってくれるんでしょ？』



「当たり前だろ、まかせろ」



『楽しみだなあ。でも、その時まだ高専2年生だよ？』


「年なんて関係ない」


「俺は今も昔も変わらずAを愛してるから」




『私も、愛してるよ』




この先、何が起ころうともずっと愛してる





約束




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
中盤に差し掛かってきました。
ヒロアカが終章にはいるの泣きました

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