適応能力高めのアホは近界民になったらしい【ワールドトリガー】

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これは…夢？




ここは、どこ？





暖かい。たくさんの人に囲まれてる。






《…さん！今日のご飯は私の得意料理ハヤシライスです！》



《おお！美味しそうだな！》



《…の料理は美味しいからな〜》



《よし、それじゃあ食べるか！》



《ちょっと待ってください！今日はこれも作ったんですよ！》


《ジャーン！》


《え、ケーキ！！》


《これからのボーダーがよりよく発展しますようにって言う願掛け？です！》


《さすがだな。美味しそうだ。》






顔が見えない




でも楽しそう。





『私はここに…』







ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ






「おい」


「おい！！！！」



「起きんか！！！！！」




『は、はい！！！！！！』





ガバッと勢いよく布団をめくる






『あ、きぬっちー』



『おはよう』



「あ、きぬっちーおはようではない！」

「昨日は玉狛に行こうとして、今日は寝坊か！」

「私との約束を忘れたとは言わせないぞ！」



『朝からうるさいよ…』


「なんだと！！」


『ごめん…。約束？何それ』


「はあ。やはり忘れてるな。」

「今日はお前にB級ランク戦を見せてやると言っただろ。」




『あ！！！！遊真がでるやつ！！！』



「そうだ。あと、不本意だが、お前はもうすぐボーダー隊に入隊して玉狛のオペレーターになる」


「だから今回は玉狛で見ろ」



『玉狛…遊真いる！！？』


「いないわ！でるんだ。空閑遊真は」


『そうだった！』


「そうだそうだ。だから今から私が車を玉狛まで出してやる。早く着替えて照明玄関に来い」



『ありがとう！』


「ふん！普通のことだ」







『B級ランク戦…』





『遊真の戦い…』




『すっごい楽しみ！！』




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ




「ほれ、玉狛に着いたぞ」


『ありがとう！さすがきぬっちー！』


「まあいい。帰る時間になったらまた迎えに行く」


『そんなことまでしてくれるの！？』


「仕方ないからな」


『大好き！！！』


「当たり前だ」





ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



『ここが、たまこ、ま…』





あれ…見たことある…




『懐かしい…』



胸から溢れるように

涙が止まらない





『ただいま…』




無意識に出た言葉と涙の意味を私はまだ知れない。





ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
最近更新遅くて申し訳ないです。

もし良ければ評価お願いします！

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