適応能力高めのアホは近界民になったらしい【ワールドトリガー】

26 ページ26

｢分かりました。｣

｢これからよろしくな！｣


否定する間もなく嵐山は承諾する


一応これから嵐山隊と広告活動、そして、戦闘で共になるかもしれないA


『よろしく！！あ、よろしくおねがいでます！』


先日、敬語がなっていないと鬼怒田に言われ特訓を続けていたA



｢そういう時は、よろしくお願いします。だよ｣



間違ってるAを優しく訂正してくれる時枝




『私このキノコ…さん…？好き！！！です？！！』



いきなり大声で言ったA



周りも困惑する



しかもキノコと


｢はあ？あんた何言ってんのよ｣


木虎がすごい顔をしてAを見る


『私、やさしい人好きだから、このキノコ…さん？も好き！』


そんなAを見て嵐山が気づく



｢そうだね、木虎以外挨拶してなかったんだ。｣


｢ごめんね、俺は嵐山 准。ここの隊長をしてる｣


｢よろしくな｣


『よろしく！』



｢僕は嵐山隊の時枝 充 よろしく｣


『あの…キノコは？』



Aは、時枝の髪型にインパクトを貰いすぎていた。



｢髪型はキノコだけど、キノコじゃないよ｣




少しAは悩む素振りを見せる


『キノコで覚えない！みつるにするでます。』



余程時枝を気に入ったのか、ルンルンしているA


次に紹介する佐鳥だが、いつものテンションの高さがない。



｢賢？どうした？｣



｢いや、あの。｣



佐鳥も緑川と同様、Aが可愛すぎて照れていたのだ。

しかも佐鳥の中では今まで見た中で1番タイプなのだ。


｢あ…俺、佐鳥 賢っていいます…。ツインスナイプやってます…｣


しかし、そんなこと知らないA


ツインスナイプという言葉に反応する


『ツインスナイプ！！！！かっこいい！それ！』


すると、タイプの女の子に自分のツインスナイプを褒められたのがよほど嬉しかったのか



先程までのテンションはどこへやら


｢だよね！！ツインスナイプかっこいいよね！！｣

｢分かってくれるんだ…｣



と、泣いてはいないが、目に腕を当てる



｢まあ、後はここにいないオペレーターの綾辻って奴がいるんだ、仲良くして欲しい｣




『仲良くする、でます｣

｢なんでそんな敬語が下手なのよ…｣

『ごめんなさい…』



素直に謝るAをみて木虎が驚く


(なによ…めっちゃ可愛いじゃないこの子！！)


｢いいのよ…これから私のことは藍先輩って呼んで｣



『わかった！藍先輩！』



仲良くなった木虎とAであった

27→←25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す