【東京喰種】大人になれない僕ら【旧多二福】

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「だーぁれが 怪力女ですってぇぇぇ！？！？」



朝からこんな失礼なことを堂々と言いやがるコイツは、私の幼馴染の旧多二福《フルタ ニムラ》



「もう、しらない！！二福なんてCCGに遅刻してキジマさんに怒られちゃえ！！」



旧「残念でしたー。僕はAみたいに遅刻魔じゃないんでーw」


「はぁ！？」

なんで、そうやって悪口ばっかり思いつくのか…





旧多 「僕に遅刻どうこう言う前に、時計見た方がいいんンじゃないですかー？A上等☆」


そう言うと、いつのまにかスーツに着替えた二福は家を出て行ってしまった。


「あーーーーーーーーー！！！！！」



時計を見ると時すでに遅し。

私はまだパジャマのまま、髪の毛はボサボサ、化粧なんてなーんにもしていない。



急いで身支度をして、家を出てもCCGに着いたのはどう考えても遅刻の時間。



こうして、遅刻魔としての名が広がってしまったのだった…。

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