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「ーーー………A、」
「……ん、ぅ」
頭を撫でてくれる優しい手と、
私の名前を呼ぶ声に目を覚ます。
「…銀ちゃ、ん」
「待たせたな」
いつのまに寝てたんだ、と気付いて
本当に私ってば子供っぽい、と気持ちが下がる。
「ーーーねぇ、」
「私って子供っぽい?」
もっと私が大人で、銀ちゃんの隣に並んで歩ける人だったら。
いつか、妹ですか?とお店で聞かれたことがあって。
その時も同じことを思った。
「…お前が大人っぽかったら、銀さん、理性が保てねぇよ」
「…それって、私に魅力がないってこと?」
「違、っ」
私の目がうるうるし始めて、視界がぼやける。
「わたしが、もっと魅力、てきだったら、
ぼんきゅっぼんだったら、、うぅ、」
「おま、そんな言葉どこで覚えてきたんだよ」
やだー、もっと大人になる、と
駄々をこねてるのは分かってる。
ますます自分が子供っぽいと思う。
「泣き止めって、」
ーーーちゅ、
「ーーーキス、した」
「うん、キスした」
。
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雪うさぎ - トッシーがみたいです! (2019年7月18日 19時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
Y.O18 - 沖田くんと自転車二人乗り...羨ましいっ! (2019年3月31日 9時) (レス) id: e9f436c148 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - ブッハ!!!サイコーですね。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
Hanavi(プロフ) - 了解しました!こんな感じで大丈夫でしたか…?気に入って貰えたら嬉しいです。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - 嫉妬した土方リクエストしま〜す! (2019年2月21日 11時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月17日 17時