来ちゃった ページ36
、
あーあー、来ちゃったよこの日が。
「Aちゃん似合ってるわ、その服」
「ありがとうございます。お妙さんも素敵ですよ」
「あら、美人に褒められるのは嬉しいわね」
それあなたが言いますか、とつっこみたいのを抑えて辺りを見渡す。
気合が入った女性社員たちは煌びやかなドレスアップに少し、いやかなりキツめの香水を身にまとっている。
…くさ。香水くさい。
わりかし大人しめな服で来ている私たち3人は少し浮きそうなくらいに社員たちの気合の入れようがすごい。
あわよくば例のイケメン(?)たちとどうにかなろうって魂胆なのは丸見え。
「ーーー…帰りたい」
「あら、そんなこと言ってはだめよ」
「そうアルヨ、折角のタダ飯ネ。食い尽くすアル」
「神楽はほどほどにしておきなよ」
あとで吐いても知らないからね、と釘をさすと、大丈夫ネ、この神楽ちゃんに任せるヨロシ!なんて返ってくる。うん、これは大丈夫じゃないやつだな。
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Hanavi(プロフ) - ありがとうございます!!!! (2019年4月30日 22時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - めっちゃ面白いです、これからも更新頑張ってください! (2019年4月30日 16時) (レス) id: 9b87fec193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月11日 18時