受付嬢の日常

イケメンの登場？ ページ37

、




『あ、来た！』

『やば、今日もカッコいい…！！』


「今日の高杉さんもカッコいいわね」

「そうですか？いつもと同じですね」

「それをカッコいいって言うのよ」

「…お妙さん、楽しんでます？」


イケメン(？)たちの登場で一段と賑やかになる。きゃーきゃー煩いなぁ、と私はどっちかっていうと耳を塞ぎたくなるけど。


「もう食べ始めてるんですかィ？雌豚がさらに醜くなりやすぜィ」

「うるさいネ、ここは戦場アル！」

「いや何が戦場なの神楽。まだ食べ始めたらだめだから。まだ始まってないからね」


早速沖田くんと神楽のペアは喧嘩を始めそうだったので間に入る。

今日くらい大人しくしててもらいたい、と思うのはしょうがないよね。


「うぇーい、お前ら盛り上がってこうぜぃ！！」

「…もう出来上がってます？松平社長」

「まだ飲ませてないんだがな」


乾杯の音頭をとる松平社長が既に出来上がっていて謎すぎる。なにこれ、雰囲気酔い？


「あ、私ジュースで」

「ん、」

「ありがとうございます」


お酒が苦手な私は乾杯と同時にジュースに持ち替える。土方さんが私の好きなりんごジュースを持ってきてくれた。


「今日の土方さん、気が利きますね。さすがフォローの土方さん」

「その呼び方やめてくんね？褒めてんのか貶してんのかどっちなのかわかんねェ」

「褒めて貶してます」

「ふざけんじゃねェ」

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