花の魔術師(♀)はナイトレイブンカレッジに入学したようです

34話 ページ35

けど、僕は見捨てるほど酷い人間じゃない
それに、有力選手がいないと試合観戦組である僕が楽しくない
それに僕の友人も怪我したと聞いている

学園長に怪我をした選手を魔法薬とかを使わずに治す方法があるとつい先ほど言ってきた

「えぇ！！そんな方法があるんですか？！あるなら是非やってくだい！」

と言われたので大会の前日に治すことにした
そのほうが楽だし、これを計画したやつからしたら大打撃となるだろう
あと、今治して、また怪我されると大変

まぁ、今までの主犯格の努力を泡にしてしまうけど
この行いをしたやつが悪いので


学園長との話が終わった後、植物園に行くまでに時間があるし、購買にでもいこうかな〜と歩いていたら

「おや、あそこにいるのは」


リドル、ケイト、エーデュースとユウくん、グリム達御一行だ
なにやってるんだろう？


あれなんか、リーチ兄弟追いかけられてる
なんで？



あーリドルくんがいるからかな？フロイドくん彼には絡むし。

よし、僕も絡まれる前に立ち去ろう

見捨てたとかいうなよ？どうせ逃げれると思うから平気平気

植物園行こ


この数日後、リドルくんが僕の寮ディアソムニアに来た
そしてここにきた理由と、マジフト大会でレオナくんがしようとしていることについて聞いた

その話にリリアくんは作戦を考え、一芝居うつこととなった
その後僕は保健室へと向かった


「よし、今回ばかりは僕も本気中の本気でやろうかな」


友人を怪我させたんだ、やる気をだすに決まってるだろう？

「感じるといいさ」

この理想郷に


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