28話 ページ29
マーリンは昼食後の授業も終わった後、植物園へと向かった
毎日恒例の植物園にある自身が育てている花などの世話をやる為である
ちなみになんか取引に使えそーとか思って薬草も育ててる(6話らへんから)
「うん、今日もいい感じに育ってる
さすが花のお姉さんである僕だ。」
ゲームでも役割だったけど、花育ててたなぁそういえばと思いながら、
ささっとマーリンは世話を終わらせ、道具一式を片付ける
最後に自身が育てた花達を盗まれないようにする魔法をかけ、やることは終わった
よし寮に帰ろうとすると
偶然向いた視線の先に監督生とレオナ・キングスカラーがいるのを見つけた
「こちとら気分よく昼寝してたとこだってのに
思いっきり尻尾踏みやがって。最悪だ。」
「(なるほど、ユウくんに足を踏まれて眠りを阻害され不機嫌な猫ちゃんになったみたいだね。)」
相手がレオナとはいえどこのままではお気に入りである彼女が傷つけられると分かったマーリンは監督生の所へ行った
「このレオナ様の尻尾を踏んでおいて何にもナシってそりゃねぇだろ?
気持ちよく寝てたところを起こされて機嫌が悪いんだ。歯の1本も置いて…」
「レオナくん、それくらいにしてくれないかな?」
「テメェは…」
「マーリン先輩!」
マーリンは監督生の後ろから両肩を優しく掴み、レオナに牽制をした
「この子は女の子なんだよ?
仮にも夕焼けの草原の王子がか弱いレディに手をだすのかい?」
「……チッ
今回は見逃してやる、次やったらタダじゃおかねぇぞ」
レオナは相手がマーリン故にすぐに引き、植物園から立ち去っていった
「無事かい、ユウくん?」
「はい、マーリン先輩のおかげで
助けてくれてありがとうございます」
「どういたしまして」
監督生は深く頭を下げてマーリンにお礼を言った
グリムはどうやら先程まで緊張していて息を吐いていた
「___ぷはぁ〜〜!!緊張したんだゾ!
なんなんだあの凄みのある管理人さんは!?」
「残念だが、彼は管理人さんではないよ」
「へっ?そうなのか?」
「そうだよ」
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アテネ - これから更新するんですか? (5月21日 21時) (レス) @page32 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
白帆の麦 - 宵崎夜鶴『黒雪』さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!!! (2021年9月14日 1時) (レス) id: dfe7ff6721 (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - これからも更新頑張ってください! (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - はじめまして、とても素敵な作品です! (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
どん - 分かりました、更新頑張ってください応援してます (2021年7月1日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白帆の麦 | 作成日時:2020年10月5日 11時