ギャップ王子63 ページ15
真緒「あっ...えっと、...先輩は身長が俺と同じでも格好いいし儚げ美人だし、ぶっちゃけ不思議な人だけど寝顔も声も魅力的ですから!!!」
うああああああああ何を勢いに任せて口走ってんだ俺!!?
いや...保健室で寝顔を見た日からっていうか、はっきりと対面して言葉を交わしたあの日からめちゃくちゃ気になる存在にはなっていたけど違くて
あれ、違わないけど!?違う!!?
本当に何言ってんの俺!?←
A「あ、ありがとう。」
ほら、名塚先輩でさえ引いてるじゃねえか...終わった...
ああもうこういう時に限って上手く言えないもう器用じゃねえよとんでもない不器用だよ俺(
A「えっと...いさらくん」
きっと今、俺の顔は引く程情けない顔になっているけどこんな時でもやっぱり名塚先輩は美人で綺麗だなあ...。
というか凛月がずるい
なんせ名塚先輩と同じユニットで練習の時も一緒に居てきっとラ○ンのアカウントも持っていて...あ、何かユニットでお泊まりするとか何か言ってたな
...やっぱりずるい
あぁもう、いつからこんなに惚れ込んでしまったのかわからない。
後輩なんて俺だけでいいじゃないですか!!名塚先輩!!←壊れた
やっちまった...と顔を手で覆い隠して立っていると
ふと手首を掴まれ、俺の視界には先輩の胸あたりが映った
A「顔を赤くさせた上にここまで言わせてしまった...。んーと...責任とるから結婚しよう」
真緒「...えっ」
バッと顔を上げれば、半ばやけくそ状態の俺の視界には名塚先輩の美しい顔(
なんか全部どうでも良くなってきたな...←
ていうか憧れ(ほぼ推し)の名塚先輩に結婚しようとか言われたのって多分俺だけだよな?
真緒「...はい!」
そう答えたその後の事はよく覚えてない。
in2−A廊下
スバル「あれあれ、サリ〜の言ってた会ってほしい人ってもしかして...」
真「あ、僕知ってる!奇人勝りのギャップ王子って聞いたけど...あれ?衣更くんの顔が見たことないくらい蕩けてる...!?」
北斗「こっちに歩いてくる人か?...ん?...あれは名塚先輩...!」
そわそわする。なんだかめちゃくちゃそわそわする。
それはここが２年生のフロアだからっていうのもあるんだろうけどきっと違う
...ブリッジしてさくま達と鬼ごっこしたいなあとか思いついたけどそうじゃない
何故なら...
いさらくんに結婚okの返事をされてしまったってのが最大の理由だな!!どうしよう!!助けてシヴァ神!!
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作成日時：2019年7月25日 3時
