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24話 ページ25

sideA

…可笑しいですねぇ…

白澤「どうしたの〜?」

すでに酔っ払いの上司兼育ての親。

お膝の上に乗ってます。

お酒ってそんなに美味しいんですか…?

白澤「こーら。ダメだよ。Aはこっち。」

ジュース…

別にジュースに不満とかないですけど…

升酒……

A『…ん〜…』

白澤様に手を伸ばしてお酒を取ろうとすると

白澤「だーめ。」

むう…

白澤「香りだけだよ。飲んじゃだめ。」

私多分成人だと思いますけど…

白澤「どう?」

A『お酒って匂いがします…』

あれは…

白澤「なんだよ。闇鬼神。」

鬼灯「こんな所にAさんを連れてくるなんて珍しいですね。」

白澤「桃タローくん、今日は何か御伽の飲み会があるーって行っちゃったし…」

1人で留守番するって言ったら

白澤「僕の目を盗んでまたどっか行かれたら困るからおいで」

半ば強引に連れられてきました…

A『ちくわ…はんぺん…かまぼこ』

白澤「練り物系好きだね。」

もぐもぐ食べます。

白澤様がお酒くれないので。

鬼灯「Aさん。」

なんでしょうか。

鬼灯様のお側に行こうとしたら

白澤様に道を塞がれてしまいました…

白澤「僕の言うこと聞けないの?」

うぅ…

大人しく白澤様のお膝に座ります…

鬼灯「いやいや、もう少し反抗しても良いと思いますよ。」

お香「あら、みんなで宴会?」

白澤「お香ちゃんいらっしゃーい!」

すっと意識がお香さんの方へいった隙に

A『なんでしょうか?』

鬼灯様の方へ。

しかし

A『うぶっ…!!』

白澤「悪い子にはお仕置きだよ〜?」

すぐに見つかりました…

白澤「よいしょ。」

鬼灯様と距離をあけて座る白澤様。

シロ「あ!この前の!」

??

白澤「前にシロちゃんの頭撫でたでしょ?忘れた?」

A『ああ…一瞬子どものシロクマに見えたので…』

お隣のキジさんとお猿さんが笑ってます…

シロ「ひどいー!」

白澤「こら。」

A『ご、ごめんなさい』

怒った…?

白澤「…?どうしたの?よしよし。」

白澤様の肩に頭を乗せてベターっとくっつきます。

白澤「よいしょっと。」

体勢的にきつかったのか立て直す白澤様。

A『…zzZ』

白澤「疲れちゃったか。」


お香「良いの?放っておいて。」

白澤「良いの、良いの。」

お香さんは心配そうに見つめます。

私の体は誰かに持ち上げられました。

慣れない布団の匂い…

誰か知りたいけど、瞼が重いのでまた今度。

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けいけ - 更新楽しみにまってます! (2020年1月20日 22時) (レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです!ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年2月5日 11時

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