23話 ページ24
前回の話の番外編。
実はこんなことを話してました。
sideA
茄子｢そういえばAさんって歳いくつ？｣
鬼灯｢こら、女性に年齢を聞くのは失礼ですよ。｣
別に気にしませんが…
A『実際にいくつかわかりません…あ、おおよその目安なら…』
茄子｢あー。｣
A『鬼灯様が地獄で働く頃に私は寺子屋に入るくらいの年齢だった気がします…』
鬼灯｢3〜4000年くらい前ですね…｣
茄子｢寺子屋みたいなのって桃源郷にあったの？｣
A『あるかわかりませんが、私は全て白澤様から教わりました…』
―昔―
A『うーにゅ……』
白澤｢あー、こんな所に居た。｣
白澤様っ！
A『これ…これ？これ？』
書物に書いてる薬草なのかそれとも似たような物か判断出来てませんでしたから常に白澤様に聞いてました。
白澤｢あー、えらいえらい。お勉強してたの〜？｣
白澤様は丁寧に教えてくれます。
自宅の庭で青空教室です。
白澤｢こっちが頭痛を治す漢方の原料。こっちは毒があるからだーめ。｣
読み書きそろばん全て白澤様に習いました。
白澤｢良い？これの書き順は…こうやって…こう。｣
A『これは…？』
白澤｢これはー…｣
後は家にあるありったけの書物を読んでました。
鬼灯｢よくあんなろくでなしの色魔からこんな素晴らしい人材が育ちますね。｣
そう言われても…
茄子｢でもあの人が留守時はなにしてたの？｣
あー。
白澤｢夜遅くなった時は1人で寝ててね？早めに帰るようにはするけど。｣
いってらっしゃいませ…
昔はネットはおろかテレビすらありません。
茄子｢そーだろうなー…｣
絵を描いたり、習ったものを復習したりしてましたが
A『飽きた…暇です…』
鳳凰｢おーい、白澤〜。｣
麒麟｢また女子か？｣
あ、白澤様の…
A『…う？』
鳳凰｢お？｣
麒麟｢ん？｣
鳳凰｢彼奴は仕方ない奴じゃのう。まり蹴りでもしよか？｣
はい！
麒麟｢ほれ、菓子。｣
わーい！
って感じでよく鳳凰様と麒麟様が遊んでくれました。
唐瓜｢考えるとすげー空間だな…｣
神様と遊んでるわけですからね…
それで遊んで疲れて寝てると
白澤｢げ、なんで麒麟と鳳凰が家に居るのさ。｣
鳳凰｢やっと帰ったか。｣
麒麟｢漢方くれ。｣
白澤｢ったく…｣
店番を代わりにやってくれてました。
茄子｢すげー幼少期…｣
まあ、普通に考えて貴重な日々ですよね…
拾ってくれた白澤様に感謝です。
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けいけ - 更新楽しみにまってます！ (2020年1月20日 22時) (
レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです！ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年2月5日 11時
