memory 8【過去編8】 ページ10
〜白竜side〜
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白竜「…っ……!!
だったら_________」
俺は言い返すと同時に後ろを向いたが__
A「けど、貴方の心がずっと『助けて』
って言ってたことは聞こえていたわ。」
少女が俺の言葉を遮った為、
それは適わなかった________
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まるで、
自分の心を見透かされた様な感じだった。
白竜「俺がいつそんなことを言った……!!」
心の中を言い当てられ、
ふつふつと怒りがわいた。
怒らないように気をつけてはいたものの、
声に怒気が含んでいた。
俺は怒りで身体が震え、手のひらを
強く握った。
握りすぎて血が出ていたが、構わなかった。
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ちらつかせるな…………!!
そんなものを………!!!
もういらないんだよ……!
叶いやしない希望も、
願いも必要ないんだ…………………!!!
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A「ほら、またそんな悲しそうな
顔する…。」
白竜「また…だと……?」
俺はピクリと反応した。
A「してたでしょ。
初めてあった時も……。」
白竜「お前の勘違いじゃないのか?」
A「違う。」
少女は静かな声でハッキリとそう言った。
俺はおもわず目を見開き、驚いた。
A「私は最初、
貴方は怪我の痛みで辛そうな顔をして
いると思ってた。
けど、それは違った。
だってあの時、
貴方の声が聞こえたもの、『助けて』
って……。」
少女は俺を真っ直ぐ見て、微笑んだ。
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ポロッ……
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気がついたら、頬になにか
暖かいものがつたっていた。
白竜「…っ………!!!」
頬に触れてみると、それは涙だった。
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匿名 - 作品は好きですが卑怯とか公に書かれるとムカつきます (2017年4月29日 1時) (レス) id: af38697470 (このIDを非表示/違反報告)
d(^ω^)ウ-!! - 白竜に天登って苗字はないよー (2017年1月23日 22時) (レス) id: 18c0f2d86b (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、こちらこそ本当にすみませんでした。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 静香*さん» うん!よかったよ(^_^)ありがとう!がんばるね! (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、間違っていると言っていただきありがとうございますm(_ _)mちょっと、この頃病んでるんではっきり言っていただき本当にありがとうございます。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年11月9日 12時