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直哉「...サーヴァントの扱い方は?」
「彼は好戦的だから、命令せずとも戦ってくれるから安心して。その令呪も絶対に使わないこと。」
セイバー「...やっぱり、お前も俺のこと...」
「どうやら話す暇がないみたい。魔獣が来てる。」
...今こそ俺の宝具を使うべきか?だが俺の宝具は単体専用のものだし、力も大幅に消費する。個体は三体...初陣にしては少し厳しいかもしれない。
「シーリ・シンセシス・サーティフォー、参る。」
セイバー「危険だ!!!」
「ディスチャージ。」
...今のは、風魔法?だが詠唱していない。
「戦闘終了。ロマニさん、魔獣三体仕留めました。」
『...サーヴァントじゃないのに、よく戦えるね!?』
「ただの女と侮らないよう。私だって整合騎士の一人なんですから。」
セイバー「整合騎士...そうだな。お前たちはいつもすごい力を見せてくれる。それに俺も彼奴も...苦戦...」
「...セイバー?」
セイバー「いや...ただの偽りの記憶だ。」
そうだ、これは偽り。まだ騙されるなよ、俺。記憶を取り戻したいという想いが強すぎて、幻覚が見えたかもしれない。
セイバー「それよりも他に何体かいるみたいだ。集落...いや、町が滅んだ理由はこいつらかもな。」
「血に飢えた猛獣...お腹がすくなら、人に甘えればいいのに。」
セイバー「誰も器用に生きられどごぁッ!?」
「セイバー!?」
イシュタル「いたた...あれ?痛くない...」
「「(...親方、空から女の子が降ってきました。)」」
セイバー「...どうも...クッションです。」
イシュタル「な、なに私のクッションになってるのよ!!!」
「「(しかもクソ理不尽!!!)」」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年2月23日 8時