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五条「...ってことなんだけど、何か知らない?僕には何もわからないからお手上げって感じ。」
楽厳寺「何かしらの呪いが五重にかけられておる。」
五条「それはわかってる。問題はその解き方だ。彼女は敵を倒すために毎日毒を飲んでいたから...早く解かないとこの中で死んでしまう。」
家入「悟、非現実的な話ならいくらでもあるよ。」
五条「それでもいい。というか...聞かせてくれ。七海が今にも死にますオーラ出してるからさ。」
家入「死にますオーラじゃなく、一人で敵殺しますオーラ。土地神の呪いがいるぐらいだから信憑性はあるよ。...女神の墓、なんてものが何処かに存在しているらしい。そこに箱を持っていきな。」
楽厳寺「...そんなものに時間を割く必要はない。」
五条「いや、可能性は一つずつ潰していくよ。他にも情報はないし、その墓も生徒たちから聞き出す。」
家入「生徒?」
三毛縞「ああ、それなら知っているぞぉ!」
瀬名「何で知ってるの!?」
三毛縞「国内旅行も俺の趣味の範疇だからなぁ。しかも驚け!その墓は都内にある!」
釘崎「六本木ですか!?」
三毛縞「八王子の森だ。」
釘崎「田舎かよ!!!」
虎杖「女神様か...ボンキュッボンだったら嬉しいよな!」
伏黒「東堂葵だったらそうかもな。それで、何で女神様とやらの墓がそこにあるんですか?」
三毛縞「これも千年前の約束だなあ。自分達が行き詰まったら、存在するかもわからない彼女に会いに行くといいって言ってた。普段は酒飲んで酔っ払って家賃も払えない馬鹿だったが、俺の大切な友人だ。信用できる。」
伏黒「いや、信用できませんよ...怖すぎるでしょ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月18日 19時