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「...チッ...よくもやってくれたな...」
紺ノ助「お前も下がっていろ。たまには文豪にいいところ見せろってんだ。...出番だ、虎!」
敦「異能力!月下獣!!!」
少年が...虎になっている?いや、まだ人としての姿を保っている。
吉田「ククッ...ハハハハハッッ!!!お前らが取り戻したのは、愚民共との絆とかいうクソみたいなモンだけだ!世界の前にこの横浜を滅ぼしてやるよ!!!」
紺ノ助「その威勢を斬ってやる。それに...まだ体育祭は終わってねぇぞ。」
朱桜「狙撃、開始!!!」
吉田「チッ...こっちには硬質化の能力もあンだよ!!!」
...彼には時を止める能力もあるのに、何故そうしない?ここまでキレたなら本気で来るべきだ。今までもそうだった。毎日襲いかかってくれば、私たちはもう全滅しているはず。
それなのに...そうしなかった理由は?
「咆哮で眠らせた人の能力を奪ってる...?」
紺ノ助「だとしたら厄介だな...それなら一斉に能力が使えるはずだ!」
「咆哮で眠らせたとしても、その能力が使えるまで時間も要すると思う。アレの様子を見るからに、一度使った能力もクールタイムがあるかもしれない。」
吉田「俺の唐栗が解けたところでッ...何も変わらねェんだよ!!!」
朱桜「お姉さま...!」
...この手で変えてみせる。
「...食ってみなよ、私を。」
吉田「ッ!?」
エルキドゥ「マスター、己の身を犠牲にしてはなりません。」
五条「あんな小さい女の子が鎖に...今なってたよね!?僕の見間違いじゃないよね!?」
エルキドゥ「まだ諦めるときではありません。あなたの出番はまだ先です。私に命令をください。」
「ふふっ...私、勝算があるからここにいるんだけどね。それじゃ、マスターとして命じるよ。あの男を徹底的に潰せ。」
エルキドゥ「了解しました、マスター。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月18日 19時